LinQ 5九州女view 天野なつ
PHOTO=佐野円香 INTERVIEW=真野スミタカ
美少女の宝庫・九州に本拠地を置くアイドルグループ「LinQ」より、選りすぐりのメンバー5人を「5九州女(5くすめ)」として、5週連続で紹介する連載もついに最終回。
4月17日(日)には、Zepp Fukuokaでの5周年ライブが決まっている「LinQ」のメンバーの様々な表情や、今の心境&近況を大公開! 最後は、天野なつが登場!
九州女5人目 天野なつ(5/5)
HUSTLE PRESSアンケート
名前:天野なつ
ニックネーム:なっちゃん
生年月日:1993年8月12日(22歳)
出身地:福岡県
身長:160cm
血液型:不明
趣味:おいしいごはんを探すこと、ゲーム
特技: 球技を使用したスポーツ
Q.あなたの性格やキャラクターを教えて下さい!
見た目もだし、食べものやスポーツ、ゲームが好きなところから、少年って言われます!
Q.チャームポイントはどこですか?
笑顔、八重歯、腹筋(?)
Q.変だと言われるところ(自分で思うところ)があれば教えて下さい。
食べものへの執着心がすごいって言われます。
そして、チーズ依存症かもしれないです。
Q.習いごとや部活歴を教えて下さい。「ダンス(小1~小5)」のように。
中2~中3…… 陸上部
高1~高2……ダンス部
Q.LinQのライブを見たことがない人に向けて、ライブの面白さや楽しさを教えて下さい。
LinQはメンバーも曲もとにかく幅広いです!!
メンバーは、14歳から29歳までいるので、ライブでは、雰囲気が全然違うユニットだったり、さまざまなフォーメーションや組み合わせだったりのステージが楽しめます。
そして、いろいろなメンバーがいるので、推しメンも見つかると思います!
Q.LinQの楽曲の中で、一番好きな曲は?(理由も)
「Supreme」、「Sweet Dream」
3月23日発売の新曲なんですけど、初めて聴いたときから、この曲に対していろいろな感情が溢れたし、大事な気持ちを忘れないでいられる気がしました。
いい意味で、原点に戻れるきっかけになる曲です。
Q.これからやってみたいことは何ですか? 具体的に教えて下さい。
定期的に私たちのホームグラウンドであるベストホール公演のプロデュースをやってみたい!!
メンバーの組み合わせを考えたり、どういう内容の公演にしたりするか、考えてみたいんですよね。
Q.メンバーの中で今、いちばん注目している人(気になる人)を教えてください。(理由も)
星野真依ちゃん
見た瞬間にかわいいって思ったんですよ。
新メンバーですけど、すぐにファンの方の心をつかむんじゃないかなって思いました。
これからが楽しみですね。
Q.メンバーの中で”変われるならこの人になりたい”という人を教えてください。(理由も)
MYUちゃん&星野真依ちゃん
最年少になってみたいんですよね。
そのころからもっと美意識をもったり、歌やダンスを習ったりしたかったなって(笑)。
Q.あなたの夢や最終目標を教えて下さい!
個人としての夢はあまりないんですけど、LinQのメンバーとして、自分でやり切れたなっていうところまでできたら、幸せなんだろうなって思います。
<天野なつインタビュー>
――なっちゃんって、昔からショートカットだったの?
「最初にショートカットにしたのは、小学校3年生のときでした。LinQに入る前の高校生のころは、胸の長さまであった時期もありましたね。私、ヘアサロンが好きなんですよ。自分が変わるのが好きで(笑)。なので、昔は、”伸ばしては切る”みたいなことを繰り返していました。それでちょっと失敗したら、次はまた違う髪型にすればいいか、みたいな」。
――ボーイッシュな髪型とは裏腹に、乙女な一面もあったり?
「最近、自分で料理を作るようになりました。両親が居酒屋をやっていて、もともと食や料理に興味があったし、特にここのところは、私が健康志向になってきたので。このお仕事をしていると、体調を崩さないように健康管理をするのも大事ですからね」。
――ブログやツイッターでも食べものの話題が多いよね(笑)。
「SNSとかを書くのはあまり得意じゃないんですけど、食べもののことになると、スラスラ書けるんですよ(笑)。常に食べものに対してアンテナをはっているからですかね。最近までやっていた全国を回るライブツアー『LinQ全国出前公演~始めました~』でも、地方で行った先のおいしいものやお土産をついつい買ってしまうくらいで。ツアー中は移動が多くて、その土地でゆっくり食事する時間がなかったんですけど、宮崎県へ行ったときは、メンバーを代表して、スタッフさんに『今日は、チキン南蛮食べたくないですか(笑)?』といって、宮崎県の地鶏を食べに行きました(笑)」。
――なっちゃん、恐るべし(笑)。地元・福岡県だと、オススメの料理やお店はある?
「個人的には、最近、屋台にハマッています。LinQの出前公演のポスターで使わせていただいた『なかちゃん』という屋台の大将にもよくしていただいて、たまに行ったりしていますね。屋台って、食べることもなんですけど、みんながすぐに仲良くなって楽しく過ごせる、あの空間がいいんですよ。人と人とが触れ合える雰囲気といいますか」。
――なっちゃんは、人とのコミュニケーションが好きなんだね。
「そうですね。自分自身が人とコミュニケーションを取るのも好きですし、LinQのファンの方同士で仲良くなって、地方のライブのあと、みんなでごはんを食べに行っている話とかを聞いたりすると、うれしくなります。LinQのファンの方って、仲良くなった人と一緒に遠征している人が多いみたいなんですよ。カップルになった人の話も聞きますし、つながりがあるのがいいなって思います」。
――まさにグループ名のとおり、リンクするっていう意味でも、うれしいよね。ところで、LinQの活動としては、4月17日(日)に開催される「LinQ5周年祭 うちらのどんたQ~博多名物になりたいっちゃん!~」まで1カ月を切りました。
「去年の4周年ライブもたくさん練習をしてきたんですけど、5周年のライブは、それ以上のものにしたいなって思っています。ちょうど今、マネージャーさんや制作の方、メンバーと会議をずっとしているんですけど、やっと少しずつかたちになってきたので、楽しみになってきました」。
――メンバーがそういったところに参加して、みんなで作りあげているようなところがLinQならではなのかな、と。
「もちろんステージの大枠を作るのは、マネージャーさんや制作の方だと思うんですけど、今回は、私たちの意見も聞くだけでもいいから、聞いてほしいなっていう思いで、話し合いに参加しました。なので、ずっと前からメンバー間で話し合いをして、やりたいことをまとめたり、時には、夜中までずっとLINEをしながら、どういうステージにするか考えたりしていましたね。それを私が、パソコンで企画書を作って、会議でプレゼンをしたんですけど、会議に参加をしているのが大人の方たちばかりなので、そこに囲まれながら話をするのは、すごく緊張しました(笑)」。
――大変だ(笑)。ステージはどういう感じになりそう?
「ライブのタイトルにも入っている博多のどんたくって、たくさんの人の協力があって、ジャンルもいろいろあって、できているお祭りなんですよ。だから、このライブでは、そのタイトルに合わせて、いろいろなものを詰め込んだステージにしたいなと思っています。あとは、地元のおもしろさを盛り込んで、歌って踊るだけじゃない、エンターテインメントとして楽しめるものにしていきたいなって。LinQが5年間やってきたことをひとつのかたちとして残せるようにがんばっているので、楽しみにしていてほしいです」。
――それは、楽しみだね。でも、なっちゃんは、アイドルとしてステージに立って盛り上げるだけでなく、リーダーとして、グループをまとめていかなければいけない立場でもあるから、大変なことも多いんじゃない?
「正直、昔はリーダーを辞めたいと思ったこともありますよ。うまくいかないなって思うこともあれば、自分のやり方があっているのかわからなくて、不安になることもあったりして。29人もメンバーがいると、考え方も価値観も違う人たちばかりなので、全員が納得する答えを出したり、自分の考えに賛同してもらったりするのは難しいなっていうのは感じますね。言い方や伝え方によって、相手の受け取り方が違うっていうことも実感しています」。
――そういう時、なっちゃんはどうするの?
「自分の意見はちゃんと持つようにしていますけど、その時々でバランスをとるようにはしています。もともと私は頑固なところがあるので、自分の意見を主張しているような時期もありました。でも、まわりの意見も聞いて、それをうまく組み立てていくことが大事だなって思ったんです。たとえば、LinQは、私にとって自分のすべてだと思っているので、今まで、LinQをいろいろな理由で卒業していくメンバーたちの気持ちが、正直わからなかったんですよ。でも、卒業することもひとつの考え方だし、受け止めなきゃいけないなって思いました。自分にはわからない感情を相手が持っていることもあると思うので」。
――ちょうどこのインタビューの直前に、29歳で最年長コンビのみくりん(一ノ瀬みく)と(深瀬)智聖さんの卒業発表もあったけど、その時はどうだった?
「ずっと一緒にもがいてきた1期生のメンバーの卒業はやっぱり寂しかったし、受け止めるのに時間がかかりましたね。私たちメンバーが2人の卒業の話を聞いたのは、新曲「Supreme」のMV撮影の休憩中でした。前日に正式に卒業が決まって、発表することになったみたいなんですけど、私は頭の中が真っ白になって、その時のことはあまり覚えていないです。そういう状況だったので、トイレでひとりになって、いったん気持ちを落ち着かせました。でも、そのあとも、メンバーと一緒にいられなくて、スタッフさんと一緒にいましたね。みくりんと智聖さんは、私の状況に気付いていたみたいで、『やばいね』って話していたみたいです」。
――2人となっちゃんとの関係は?
「2人とは1期生のメンバーとしてもがんばってきましたし、普段から一緒に帰ったり、よく食事へ行ったりもしていました。しかも、2人といると、お酒の席でお仕事以外の話で盛り上がっていても、結局LinQのこれからの話だったり、LinQへの思いだったりを語り合うアツい会になるんですよ。2人がLinQのことが好きなんだなっていうのが、ずっと伝わってきていました。今だからいえますけど、みくりんは、レッスンが終わったあと、レッスン場の控え室で、急に泣き出すこともあるんですよ(笑)。『もっとLinQをよくしていきたい』っていう思いが強くて」。
――そんな2人を近くで見てきていると、卒業を受け入れるのには、かなりの時間が必要だっただろうね。
「自分の中で整理がつかなくて、メンバーへの発表があってから2週間くらいは、2人には卒業の話を出さないようにしていましたし、普通の話ですら、なかなか切り出せませんでした。どういう距離感でいたらいいのか、わからなくて……。家で2人の卒業のことを考えるだけでも、涙が出てきました。でも、ずっとこのままじゃいけないと思ったし、『どうにかせな』って思って、自分からLINEを送りました」。
――それが、先にも出た「相手の考えも受け入れる」に通じる……。
「私は、2人がずっといてくれると勝手に思っていたし、そう信じていましたけど、アイドルとしての年齢で考えると思うところもあっただろうし、自分やLinQの将来を考えた結果だったのかなって。最年長として感じている2人のLinQへの思いは、今の私にはわからないからこそ、そこを否定するのはやめようと思いました。私たちの目標であるマリンメッセ福岡のステージに、メンバーとして2人と立つことができないのは悔しいけど、2人が言ってくれた『マリンメッセ福岡に立ってほしい』っていう言葉を胸に、新しいLinQになって、進んでいかなきゃなって思っています」。
――みくりんや智聖さん以外にも卒業が決まっているメンバーがいる一方で、最近、新しいメンバー3人が入ってきました。
「Qtyに星野真依ちゃんが、Ladyに瀬戸楓ちゃんと海月らなちゃんが入ってきました。新メンバーには、卒業していくメンバーの穴を埋めるというより、自分たちで新しいLinQを作っていくという気持ちでがんばってほしいし、そういう仲間になってくれることを期待したいですね」。
――なっちゃんが、これから進もうと思っている道は?
「時が経つにつれて、考え方が変わるかもしれないんですけど、今は自分の身体が動く限り、ずっとLinQのメンバーでいたいっていう思いが強いですね。アイドルをやっているこの時間が1番幸せなんです。客席を見てファンの方の笑顔が見えたときとか、ファンの方から『LinQに会えてよかった』と言ってもらえることとか、そのひとつひとつが、私にとって大切な瞬間だなって思うんですよ。私って、LinQに入るまでは本当に普通の女の子だったので、自分が目の前の方を幸せにできているっていう現実や、逆に自分も元気をもらえているっていう日々が本当に貴重で。これからも、がんばっていきます!」。
天野なつ(あまの・なつ)
ニックネーム:なっちゃん
生年月日:1993年8月12日(22歳)
出身地:福岡県
血液型:不明
天野なつ 個人Twitter
【プロフィール】
LinQ(りんく)
2011年4月17日にデビューした福岡を拠点に活動する九州発のアイドルグループ。
14歳から29歳までの幅広いメンバー総勢29名で活動中。グループ名の「LinQ」は、「Love in 九州」の頭文字から発想した造語で、アイドル活動を通して、色々な人やもの、地域や国などをつなぐことのできるグループに、そして”笑顔の架け橋”になれるように、との思いが込められている。毎週末、ベスト電器福岡本店のベストホール(福岡県)で公演を開催しているほか、地元・福岡、東京を中心に全国各地で活動中。2016年4月17日(日)には、結成5周年を迎え、Zepp Fukuokaでのライブを予定している。
【CHECK IT】
3月19日(土)LinQ主演映画「みんな好いとうと♪」を九州先行公開。順次、全国公開予定。3月23日(水)映画の主題歌にもなっている13thシングル「Supreme」を発売。
4月17日(日)5周年ライブ「LinQ5周年祭 うちらのどんたQ~博多名物になりたいっちゃん!~」(Zepp Fukuoka)を開催。
詳しい情報はLinQ公式ホームページ
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