木曜日だよ、GEM quality!南口奈々
PHOTO=佐賀章広 INTERVIEW=六輪優
毎週木曜日に〝GEMの未来〟をメンバー10人ひとりひとりに聞いていく短期集中連載「木曜日だよ、GEM quality!」。今週は〝飛び散る汗はアクアマリン〟南口奈々が登場です!
HUSTLE PRESSアンケート
お名前:南口奈々
ニックネーム:なっちー・なっちゃん
マイジェム:アクアマリン(アクアブルー)
生年月日:1997年10月5日(18歳)
出身地:大阪府
身長:162cm
血液型:B型
趣味:ドラムのリズム練習
特技:どこでもいつでもすぐに寝られる
Q.あなたの性格やキャラクターを教えてください!
お調子者・馬鹿正直・ポジティブな性格
Q.チャームポイントはどこですか?
汗・豊かな表情・横顔
Q.上に書いてもらった自分の趣味・特技でアピールしておきたい点があれば教えてください。
☆親指がやわらかい
☆いろんな人と話す事 ☆猫 ☆ジブリ ☆松田聖子さん が大好きです♡
Q.変だと言われるところ(自分で思うところ)があれば教えてください。
人とずれているとよく言われます。
Q.習いごとや部活歴を教えて下さい。(「ダンス(小1~小5)」のようにお願いします)
ダンス(5才~)
歌(小4~)
日本舞踊(小4~中2)
Q.GEMの中での自分のポジションと、自分の武器を教えてください。
☆お調子者のお母さん
☆汗
Q.GEMの曲の中で、一番好きな曲は?(理由も)
Speed up……私の中で「GEM」は「Speed up」です。ぞくぞくするイントロから始まる音楽性の高い曲が好きです。
Q.これからやってみたいことは何ですか? 具体的に教えてください。
ドラム…小学生の頃、少し習ったりもしていたので、また改めて始めようかなっと♪
Q.メンバーの中で一番好きな人(どんな意味の”好き”でも可)を教えてください。(理由も)
全員大好きなんです……♡
Q.いま一番気になる(興味がある)「このメンバーの〇〇なところ」を教えてください。(理由も)
今年23歳になる金澤有希さん!!
わーすたが着る衣装が着たい着たいと連呼しているので、「正気なのか」と気になります!笑
Q.あなたの夢や最終目標を教えてください!
いろんな人の活力になったり、感動をしてもらえたり、エネルギッシュなエンターティナー、タレントさんになっていきたいです!!!
<南口奈々インタビュー>
――なっちーは、普段まわりからなんて言われることが多いですか?
「GEMの中では『MCでしゃべり出したらヒヤヒヤする』ってよく言われるかな。爆弾みたいな存在らしいです(笑)。確かに、自分でもお調子者だとは思いますね。やっぱりライブでは、普通のパフォーマンスだけじゃなくて、そのときそのときに感じるものをお届けしたいから、よくアドリブを入れたりするんですよ。ステージに立つことがすごい好きだし、何より、見てくれてる人に笑ってもらうことが好きなんです。だから、ちょっとしたことでもおもしろかったって思ってもらえたらいいなっていう一心ですね」。
――それだけ聞くと、芸人さんみたいだね(笑)。
「それが、一応アイドルなんです(笑)。アイドルとして見てもらって、笑顔になってもらいたいなって」。
――昔から人前に立つのが好きだった?
「私、一人っ子なんですけど、ちっちゃい頃からおもちゃのギターを弾きながら、『どうもどうも〜南口奈々です〜』って言って、お父さんの前で歌ったり踊ったりしてたんです。それで、お父さんが『イエ〜イ♪』って感じでノってくれるのがうれしくて、ずっとやってましたね。昔から、私が何かをしてお父さんが笑ってくれることが大好きだったのが、いま思えば大きいのかなって」。
――学校ではどんな子ですか?
「小学3年生までは男の子とケンカしたり、すごい活発な女の子だったけど、小学4年生で転校した途端、いきなりおしとやかになっちゃって。学校では、どちらかというと静かなほうでしたね。それまでやりたいようにやってきたのが、転校してやっと、まわりに合わせることを覚えたみたいで(笑)。だから、学校ではぜんぜんお調子者ではなかったですね」。
――じゃあ、お調子者になったのは最近なんだ?
「ストリート生時代は、w-Street OSAKAのリーダーをやってたんです。だから、根がマジメなこともあって、しっかり者だったんですよね。でも、GEMに入ってリーダーじゃなくなったと同時に殻が破れて、素が出始めるようになったみたいで。自分でも気づかなかったし、重みになってたわけじゃないけど、リーダーという役割がなくなって自由になった感じです。だから、学校で友だちとGEMのYouTubeにあがっている動画とかを見てると、『奈々ちゃんってこんな感じなん?』って言われることが多くて。それで初めて、これが本当の自分なんだっていうことに気づいて、最近ようやく学校でも素でいられるようになったんです。ただ、5歳からずっとダンスをやってきてるので、ダンススクールの友だちの前とかでは昔から変わらずお調子者のままだったんですけどね」。
――ダンスは5歳からやってるんですね。
「小さい頃からとにかく動くことが大好きで、たまたま地元のダンススクールのレッスンを見学してたら、『奈々、やりたい』って言って、そこのダンススクールへ通い始めたみたいです。もうあんまり当時の記憶はないんですが、先生にめっちゃ怒られて泣いてる子を見てたことはかすかに覚えてます。その後、同じダンススクールでボーカルのレッスンもやってることを知って、小学3〜4年生からボーカルも習い始めました。そのまま、同じタレントスクールで演技や日本舞踊も習い始めましたね。そして、中学2年生のタイミングでエイベックス・アーティストアカデミーに入学してから1年後ぐらいに、iDOL Streetのオーディションを受けた感じです」。
――元々アイドルをやりたかったわけではないよね?
「そうですね。ちっちゃい頃からダンスと歌をやってたので、どっちかというとダンス&ボーカルグループがいいなって思ってました。アイドル自体、可愛くすることが優先で、あんま踊らないイメージがあったので。でも、とりあえずチャレンジしてみようと思ってオーディションを受けたら受かったんですが、w-Street OSAKAは(熊代)珠琳ちゃんとからなちん(村上)とか(平野)沙羅ちゃんとかアカデミー受講生が多かったので、踊れて歌えるっていうチームだったんです。w-Street OSAKAのときにいただいた『オネガイMoonlight』っていうオリジナル曲も、すごいダンサブルな曲だったので、結果的に良かったなって」。
――じゃあ、GEMはより一層、グループカラー的にもバッチリですね。
「そうなんですよ! 初めてGEMの曲を聞いたときからGEMっていうグループが大好きになったし、GEMに入れて良かったって思います。今では、自分自身もGEMILY(GEMファン)なくらいで。『No Girls No Fun』や『Speed up』や『Do You Believe?』あたりの音楽性が好きで、ヘッドホンで聴くと世界に浸っちゃうんです」。
――その一方で、なっちーといえば松田聖子さんを始め、昭和の歌謡曲好きで有名ですよね。
「小学生の頃に、カセットデッキでお母さんが流してた『赤いスイートピー』を聞いてたら、『この人の声可愛いな』って思うようになって、その後YouTubeで聖子ちゃんのいろんな動画を見て大好きになりました。聖子ちゃんは、私のあこがれの存在。いつかGEMだけじゃなくて、ソロで活動していくことになるんだったら、聖子ちゃんみたいになりたいなっていう願望が密かにあります」。
――ちなみに、”昭和キャラ”はいつから?
「スト生時代、プロフィールに『松田聖子さんが好き』って書いたらイジられるようになって、段々『昭和っぽいね』って言われることが増えていきました。でも私、そう言われるのがすごくうれしくて。そう感じるのが当たり前だと思ってたら、世間的にはそうでもなかったみたいでした(笑)。歌詞で伝えるって言う部分で、昭和の歌謡曲が大好きなんですけど、好きすぎて、パフォーマンスとかに出ちゃってるのかなって思います」。
――なっちーの最終的な目標を教えてください!
「ステージに立って、人に笑ってもらうことが好きなので、広く言うと、見てくれてる人が元気になったり感動したりするようなエンターテイナーやタレントになりたいなって思います。あと、元々演技レッスンを受けてたこともあって、スト生になる前は女優志望だったので、演技もやれたらいいなって。去年の夏に『オキナワノコワイハナシ2015夏』っていうドラマに出させていただいたんです。それが初めてのドラマ出演で、幽霊役だったんですけど、撮影中に本当にその役の子が入ってきたんですよ! 自殺するシーンなんかは、その子の苦しみが全部自分の中に入ってきて、その感覚が忘れられないくらいすごくて、自分の中で革命が起きた感じがしました。そのときみたいに、まだまだ自分でも知らない部分が自分の中にたくさんあるはずなので、いろんなことにチャレンジをしてみたいなって思います」。
――話変わって、(武田)舞彩ちゃんが6月の活動を最後にロサンゼルスへ留学することが発表されましたが、最初に聞いたときの正直な気持ちは?
「自分の中で舞彩ちゃんの存在ってすごく大きくて、GEMとしても欠かせない存在だったので、そのときはただ悲しかったです。GEMから誰か留学するとは思ってもなかったので、とにかく衝撃で、一回ちゃんと本人と話したいなって思いました。その後、舞彩ちゃんの家に泊まりに行って、2人で話をしたんですが、それでもやっぱり『一緒に活動していきたい』っていう思いが自分の中にあって。でも、舞彩ちゃんもいろいろ考えた上での決断だし、決断するのにすごい勇気が必要だったと思うので、その分舞彩ちゃんが帰ってきたときにはGEMがもっと進化して、安心して帰ってこれる場所をつくってあげないとなって」。
――舞彩ちゃんがいなくなっちゃうプレッシャーはある?
「不安はあります。やっぱりあの歌声がGEMに必要だと思うので。でも、舞彩ちゃんの存在の大きさを改めて感じたおかげで、自分も今のままじゃダメだなっていうことに気づけたので、とにかくがんばっていかないとなっていう感じですね」。
――舞彩ちゃんに向けてのメッセージをお願いします!
「ダンスや歌や語学力のスキルアップは言わなくてもしてくると思うので、私からは、舞彩ちゃんらしくというか、ちょっと変わってる間抜けな舞彩ちゃんは変わらずにそのままでいてくださいって言いたいですね。あと、英語を覚えたからって、日本語を忘れないようにね!」。
――最後に、そんな舞彩ちゃんを送り出す5thシングル「Fine! ~fly for the future~」が、3月23日に発売されますが、どんな曲になってますか?
「今回のシングルは、いろんなところで舞彩ちゃんの”赤色”が散りばめられています。留学前、舞彩ちゃんにとっては最後のシングルになるんですが、明るい歌詞なので、私たちも明るく舞彩ちゃんを押し出してあげたいなって。あと、サビで『新しい夢つかみに行こう!』っていう歌詞があるんですけど、未来に向かって手を出してつかむ振りになってるんです。それがすごく意味深に感じるので、歌いながらすごく感情が入りますね。新しい夢、つかみにいきます!」。
南口奈々(みなみぐち・なな)
ニックネーム: なっちー、なっちゃん
生年月日:1997年10月5日(18歳)
出身地:大阪府
血液型:B型
南口奈々 個人Twitter
【プロフィール】
GEM(じぇむ)
2012年12月25日「SUPER☆GiRLS EveryBody JUMP!! 2012 FINAL ~X’mas Special~」公演においてiDOL Streetから第3弾グループとして発足。iDOL Streetストリート生から11名が選抜された。2013年4月1日スターティングメンバーに3名追加加入。2013年6月11日「SUPER☆GiRLS生誕3周年記念SPアイドルストリートカーニバル 日本武道館〜超絶少女たちの挑戦2013~」にて正式メンバー10名発表。2014年1月1日にシングル「We’re GEM!」でメジャーデビュー。キャッチコピーは”デキるアイドル”。本格的なダンス&ボーカルを追及した10人組アイドルグループ。「GEM」は、”磨かれながら宝石になれ”という思いを込めた「宝石」の意味と、「少女達のエンターテイメントの集合体」のダブルミーニングである。2016年6月25日(土)TOKYO DOME CITY HALLにて行われる「iDOL Street Carnival 2016 6th Anniversary ~RE:Я|LOAD~」を最後に、メンバーの武田舞彩がアメリカ・ロサンゼルスへ留学することが決まっている。
【CHECK IT】
3月23日(水)に5thシングル「Fine! ~fly for the future~」、1stアルバム「Girls Entertainment Mixture」を同日発売。3月28日(月)新宿BLAZEにて定期公演「GEM Live Mixture 2016 ~3rd STAGE~」を開催。5月3日(火・祝)大阪・松下IMPホール、5月8日(日)東京・品川ステラボールにてワンマンライブ「GEM Live Mixture 2016 ~Best 10ct Forever~」を開催。そして、6月11日(土)新宿BLAZEにてGEM結成3周年イベントを開催。6月25日(土)TOKYO DOME CITY HALLにて行われる「iDOL Street Carnival 2016 6th Anniversary ~RE:Я|LOAD~」に出演。毎週火曜日放送の「あいどりゅ☆」(日本海テレビほか)に出演中。初の冠番組「GEM can do it?」がスカパー!プレミアムサービスch.663「アイドル専門チャンネルPigoo」にて放送中。
詳しい情報はGEM公式ホームページ