PICK UP IDOL ばってん少女隊
PHOTO=石垣星児(BLOCKBUSTER) INTERVIEW=小山内凛
100年に1組の逸材が待望の1stアルバムを発売!
“〇〇な曲”座談会をしながら収録曲を徹底レビュー!
――1stアルバム「ますとばい」のリリースが来週に控えているということで、今回はそれぞれが思う“〇〇な曲”を3つお聞きしようと思います。せーので答えてもらいましょう!
上田「え〜、緊張する!」。
――緊張はしなくて大丈夫ですよ(笑)。最初は“テンションが上がる曲”でいきましょう。せーの!
上田・希山・春乃・瀬田「『びびび美少女』!」。
西垣「『おっしょい!』!」。
星野「『ばってん少女。』!」。
――いきなり4人が被りました。
上田「『びびび美少女』は、最初の入りからもうテンションが上がります。『びびびびび♪』って」。
瀬田「ファンの方にも『すごく好き!』って言ってもらえる曲です。最初に披露したときからすでにコールも入ってて、ノリやすいみたいです」。
春乃「激しく動く感じの振り付けが多いんですよ。長州小力さんの動きが思いっきり入っってたり……。自分自身もやっててハッチャけられます」。
希山「この曲には休憩できるところがないから、最後までずっとテンションが上がったままでいられるんです」。
――(西垣)有彩ちゃんは「おっしょい!」と。
西垣「いや〜、テンションが上がりますね。『おっしょい!』はばってん少女隊を代表する曲でもあるし、ライブで一番盛り上がるんじゃないかなって思います。間奏のソーラン節みたいな振りをファンの方も一緒にやってくれるんですけど、すっごくアツいなって思います。よくライブの締めとかに持ってくる曲です」。
星野「私は『ばってん少女。』を選びました。今回アルバムを作るにあたってレコーディングし直したんですけど、バンドが生演奏でめちゃくちゃカッコいいんですよ! だから、歌が入ってないカラオケ音源を聴いてるだけでもすごくテンションが上がります」。
――お次は“かわいい曲”です。せーの!
上田・希山「『とーと。』」!
瀬田「『ばってん少女。』」!
西垣「『びびび美少女』」!
春乃・星野「『すぺしゃるでい』」!
――今度はけっこう割れましたね。
上田「『とーと。』は曲調が本当にかわいいんですよ〜」。
希山「ツイストな感じです。振りにもたくさんツイストが入ってて……」。
上田「ルンルンな気分になるよね。歌詞にも方言がいっぱい入ってて、博多弁がかわいい」。
瀬田「私は『ばってん少女。』です。インディーズで最初に出させていただいたシングルで、青春って感じがするから好きです。普通の女のコが、それまではあんまり好きじゃなかった男のコのことをだんだん好きになっちゃうっていう感じの歌詞がかわいくって……」。
西垣「私、『びびび美少女』って言ったんですけど、『とーと。』もいいなぁ……」。
――変えてもいいですよ!
西垣「いや、やっぱり『びびび美少女』を突き通します!」。
星野「なんだったの(笑)」。
西垣「タイトルを聞いただけでもお分かりだと思うんですけど、すごく女のコらしい曲なんですよ。歌詞にも『美少女』って言葉がいっぱい入ってて、ちょっとへんてこりんな歌詞もあって、イマドキな女のコっぽい感じだなって思いました」。
――(春乃)きいなちゃんと(星野)蒼良ちゃんは「すぺしゃるでい」。
春乃「タイトルが平仮名なのがかわいいなって……。あと、バレンタインをテーマにした曲なんですけど、チョコをあげる前の女のコのドキドキした気持ちを歌ってるところが青春っぽくていいなって……」。
星野「元々バレンタインってかわいいイメージがあるからね。歌詞も女のコ女のコしてて、すごくかわいいです」。
――では最後、“「いい歌だなぁ」って思う曲”でいきましょう。せーの!
上田・希山・瀬田・春乃「『STORM!』」!
星野「『おっしょい!』」!
西垣「『とーと。』」!
上田「(希山)愛、ぜんぶ一緒じゃない?」。
希山「ね、気が合う!」。
西垣「私ずっと一人ぼっちだ……」。
――そんな気にしないでください(笑)。
瀬田「『STORM!』は、景色を想像したらすごくキレイだなって……。サビの『桜舞う嵐が来た〜いざ参りましょう』っていうところとか、主人公が進んでいくところを想像したら、絶対にカッコいいシーンなんだろうなって思います」。
上田「最初の歌詞が『立ち止まらない 今は立ち止まれない』なんですけど、カッコいいです! 普段の生活で言ってみたい(笑)」。
――言うタイミング、あります……?
上田「友達から『アレしようよ!』って誘われたりしたときに、『ゴメン、ちょっと今は立ち止まれないから』って(笑)」。
一同「あはははは(笑)」。
――カッコいいですね。
春乃「応援歌っぽい感じなんですよ。『道無き道切り開け』とか『しゃんと胸を張って行こう』とか……。自分もすごく元気づけられて、がんばろうって思える曲です」。
希山「歌詞がすごく前向きです。初披露したときに、歌いながら『あ、この曲好きだ』って思いました」。
――蒼良ちゃんは「おっしょい!」ですね。
星野「メジャーデビュー曲で思い入れも強いし、福岡の良さとか魅力とか博多弁が短い曲の中にギュッと詰まってる曲です。ライブでもいっぱい歌ってきて、ファンの方もいっぱいコールを入れてくれるからすごく盛り上がります!」。
西垣「私は『とーと。』にしました。ノリノリっていうよりは、気分が明るくなれる陽気な感じの曲調でオレンジ色っぽいイメージの曲なんですけど、歌詞の意味がすごく深いんですよ。『ばってんうちらはいつまで一緒におれると?』とか、不安に思って悩んだりするけど、未来を見て前向きに歩いていこうっていう歌詞で……。聴いてたら元気になれるステキな曲だなって思います」。
本当にいろんな曲が入ってるから
絶対に買ったほうがいいアルバムです!
――そんな楽曲たちが収録された「ますとばい」、どんなアルバムになっていますか?
春乃「今まで出してきたシングルが全部入ってて、さらに新しく追加される曲が8曲もあって、今までの私たちを知ってる人にも知らない人にも楽しんでもらえると思います。『ばってん少女。』なんかは新しく録り直してるから、昔の音源と比べて聴いてもらったりもできるんじゃないかなって……。絶対に買ったほうがいいアルバムです!」。
瀬田「マストバイ!」。
上田「本当にいろんな曲が入ってるから、この一枚を聴くだけでウチらの全部をわかってもらえるんじゃないかなって思います」。
希山「『こんな曲調もあるんだ』ってなるよね」。
西垣「『コトバテニス』とかすごく不思議な曲だから、シャッフルで聴いてて急に来たら『あれ?』ってなりそう。『ラジオ番組始まった?』ってなっちゃう」。
――「ますとばい」って、英語の「must」と「buy」に、船の「マスト」と博多弁の「ばい」がかかっているいわゆるダジャレなわけですが、みなさんダジャレは好きですか?
星野「好きです!」。
瀬田「前にラジオで、ダジャレというか親父ギャグのコーナーがたまにありました」。
上田「あったね。その日担当の2人が親父ギャグを事前に考えてきて、順番に披露しておしまい(笑)」。
春乃「特に何の感想とかも言わないやつ(笑)。私、あのコーナーに当たったことないんだ〜」。
――慣れてるメンバーと慣れてないメンバーがいるんですね。では、ちょっと今思いつくダジャレを言ってみてください!
西垣「あのー! 私、生け花部なんですけど、枯れてきた花を捨てたときに思いついたダジャレがあるんです。『この草、クサっ! 腐ってるんじゃないの?』」。
一同「……(無言)」。
――微妙な空気になっちゃいますね(笑)。
上田「ありっさ(西垣)のダジャレは、いつもなんかちょっと『???』ってなるよね」。
春乃「クセが強いんですよ」。
星野「一回考えないといけない」。
西垣「あと、レッスンから帰ってきたら習字の半紙が1枚壁にペタって貼ってあって、そこにお兄ちゃんの考えた渾身のダジャレが筆で書かれてたんですよ。『こんなナイスな長イス見たことないっす!』って……」。
一同「……(無言)」。
西垣「あれれ〜?」。
――そんな感じで、みんなも勇気を出して言ってみましょう!
希山「ラジオのときに言ったやつ、覚えてるかも!」。
瀬田「いいヅラ買ったの、言いづらかったの」。
上田「あるかないか探しに歩かないか?」。
西垣「ジャムおじさん、ジャムを持参」。
一同「あはははは(笑)」。
西垣「やったー!」。
希山「あとあと、『象だぞう!』」。
一同「あはははは(笑)」。
西垣「牛がウッシッシ」。
上田「中国に行ッチャイナ」。
一同「おおー(感心)」。
星野「トナカイと仲いい」。
希山「あ、『ニモの煮物』」。
春乃「やだ〜、食べたくない」。
上田「佃煮が頭に浮かんじゃった……」。
――ありがとうございます。なかなかクオリティーの高いダジャレが次から次へと出てきました(笑)。メンバー全員で話したりしているときに、話がおもしろかったりとかで一番笑わせてくるのは誰ですか?
西垣「瀬田!」。
上田「(瀬田)さくらは、話と関係ないところで笑わせてくるよね。『えっ、なんの話してるの?』っていう笑い」。
春乃「急によくわからない話を始めたり……。さくらは自分の世界観を持ってるんですけど、それを理解するのが難しいんですよ」。
瀬田(思いきり首を横に振る)
――ものすごい勢いで否定しているけど……(笑)。
上田「さくら以外の5人で話してて、さくらが途中で『あれってこうやったよね』って入ってくるんですけど、それがぜんぜん違う話だったりするんです」。
星野「さっきも『東京のバスに乗りたい』って急に言い出しました。福岡でもバスくらい乗れるのに」。
瀬田「福岡のバスって、東京ほど都会じゃないから田舎を通ることが多いんです。東京のバスに乗ったら、高いビルがたくさん見れるんじゃないかなって……」。
上田「車でもよくない?」。
希山「歩いても見れるし」。
西垣「自転車でもいいよね」。
瀬田「バスがいいの」。
――やっぱりちょっとズレているんだね。
瀬田(思いっきり首を横に振る)
――MCとかでおもしろい話ができるアイドルってどうですか?
春乃「『すごい!』ってなります」。
希山「憧れる!」。
瀬田「この前HMV博多店で3人ずつのトークショーをしたんですけど、話が回らなさすぎて大変だったんです」。
上田「でも実際さ、愛が話を脱線させて司会の人が元の話に戻してくれたのに、さくらがそれをまた脱線した方に戻したんじゃん(笑)。回らないって言ってるけど、回そうともしてないっていう(笑)」。
西垣「なんとかしなきゃ!」。
――たこやきレインボーのくーちゃん(堀くるみ)なんかは、すごく上手ですよね。特にツッコミなんか、大阪人ならではって感じがします。
瀬田「私たちも1年くらい大阪に住めば……」。
春乃「ムリだと思うなぁ」。
星野「1年じゃ足りないよ〜」。
西垣「それ以前に、まずはツッコミを取り入れないと」。
春乃「蒼良が冷静に『何やってんの!』って言うことはあるけど、くーちゃんみたいなボケとツッコミのツッコミって感じではないですね」。
西垣「蒼良ちゃん、ツッコミ担当はどう?」。
星野「が、がんばります(笑)」。
――今後MCでやってみたいことは?
瀬田「クイズをしたい! 司会者を1人決めて、早押しクイズ!」。
西垣「あ、3分クッキング!」。
希山「ライブ中にお腹が空くことがあるからいいかも!」。
上田「そういうトーク以外の要素も取り入れてみたいね」。
ばってん少女隊(ばってんしょうじょたい)
スターダストプロモーション福岡営業所のレッスン生から、2015年6月に結成。ももいろクローバーZ、私立恵比寿中学、チームしゃちほこ、たこやきレインボーの後輩グループに当たるが、“スターダストプロモーション100年に1組の逸材”と自ら発信。2015年9月30日にインディーズ1stシングル「ばってん少女。」を発売。2016年4月20日に「おっしょい!」でビクターエンタテインメント・カラフルレコーズよりメジャーデビュー。
【CHECK IT】
6月21日(水)に1stアルバム「ますとばい」を発売! リリースを記念したフリーライブツアー「アルバム出るけんのびしろ更に、ますとばい!」を絶賛開催中。6月18日(日)に「YATSUI FESTIVAL! 2017」に出演。また、6月25日(日)にはチームしゃちほこ主催の「SYACHI FES 2017」に出演。「GIRLS☆PUNCH ばってん少女隊のばってんラジオたいっ!」(RKBラジオ/火曜22:45~)に出演中。
詳しい情報はばってん少女隊公式サイトへ
希山愛(きやま・あい)
生年月日:2000年1月10日(17歳)
出身地:福岡県
血液型:B型
上田理子(うえだ・りこ)
生年月日:2000年11月26日(16歳)
出身地:福岡県
血液型:O型
春乃きいな(はるの・きいな)
生年月日:2001年7月18日(15歳)
出身地:長崎県
血液型:A型
瀬田さくら(せた・さくら)
生年月日:2002年2月2日(15歳)
出身地:福岡県
血液型:O型
西垣有彩(にしがき・ありさ)
生年月日:2002年7月21日(14歳)
出身地:山口県
血液型:A型
星野蒼良(ほしの・そら)
生年月日:2003年11月14日(13歳)
出身地:東京都
血液型:A型
「ますとばい」
ますと盤(CD+インストCD+Photobook+Blu-ray)¥6,000(税込)
見んしゃい盤(CD+Blu-ray)¥4,500(税込)
聴きんしゃい盤(CD)¥2,500(税込)
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