けやき坂46 かけのぼるまでまてない! 佐々木久美

けやき坂46 かけのぼるまでまてない! 佐々木久美

PHOTO=堀内亮 STYLING=松島美紀(MARU)
HAIR&MAKE=チエ(Kind) INTERVIEW=小山内凛

 
 

ぐるっとグラっと自己紹介

 

今回のターゲット
佐々木久美

 
 

ひらがなけやきにも、美しすぎるメンバー発見! 君の名は〝ささきくみ〟。四の五の言わずにまずはこの美しさをご覧ください。

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 


 
――今回は佐々木久美さんに、いつものごとく24時間時計を書いていただきました。パッッと見の印象は、寝るか食べるかっていう感じですね(笑)。

「本当にそうなんです(笑)。せっかくの休みの日でいくらでも寝れる時間があるんだから、こんなに眠むいのに寝ないのはもったいないなって。さすがにもう寝れないから起きようってなって起きるんですけど、それでだいたい12時間くらいは寝ますね」。

――夜は、そこまで夜更かしはしないんですか?

「いや、この1時っていうのは早いほうで、遅かったら3時くらいになります。1時くらいに布団に入って、音楽を聴いたりスマホでマンガを読んだりしているうちに寝落ちしちゃうのがいつものパターン。朝起きたらスマホのアプリでマンガを開いたままっていうのがよくあります」。

――眠くなった瞬間に眠りにつけるのが1番幸せですもんね。お昼過ぎに起きてからは、夕方までひたすらテレビを観ると。

「録画したテレビを1週間分まとめて観ます。バラエティー番組を観ることが多くて、毎回欠かさずに絶対に観てるのが『アメトーーク!』と『しゃべくり007』と『今夜くらべてみました』です」。

――バラエティー番組は昔から好きで観ている?

「私の家族、お兄ちゃんとお母さんが全然テレビを観ないんですよ。ちっちゃいころはお父さんも仕事で夜遅くまで帰ってこないから、まったくテレビをつけない家だったんです。でも、段々学校でまわりの会話についていけなくなって、中学生くらいから流行ってるバラエティー番組を自主的に観るようになりました。小学生の頃はとにかく親に『早く寝なさい』って言われてきて、毎日夜10時には寝てたので、流行りのバラエティー番組がやってるような時間にはすでに夢の中でした」。

――その反動で一気にハマってしまったんですね。

「最初に観たときは、『世の中にはこんなにおもしろく話す人が存在するんだ』って衝撃を受けました。漫才だったりコントだったり、ネタを作ってるお笑いはもちろんおもしろいです。でもバラエティー番組って、その企画に対して誰がどんな発言をするのかわからない部分が多いのに、それに対する芸人さんのツッコミやアドリブの返しがめちゃくちゃ的確で、すごくおもしろいことに感動しました。こんなに頭の回転が速くておもしろい人がたくさんいるんだって。それに引きかえ、自分はなんてつまらない人間なんだろうって」。

――それは思いつめすぎじゃないですか(笑)。

「まぁでも確かに、普通に何も考えずに会話してるだけではそりゃつまんないよなって思いましたね」。

――ちなみに、最初に観て衝撃を受けた番組はなんですか?

「確か『しゃべくり007』だったと思います。特に、くりぃむしちゅーの上田さん。ひな壇の6人のボケに対するツッコミが本当に的確だし、『何その例え!?』って思うくらい知識も豊富だし、本当におもしろいです」。

――バラエティー番組に出てみたい?

「もちろん自分が同じようにやれるなんてまったく思ってないんですが、そういう空気を経験してみたいっていう意味で、出てみたい気持ちはあります。絶対に何もできないでしょうけど(笑)。いつか、それくらいおもしろくしゃべれるようになりたいっていうのは、このお仕事を始めたからっていうわけではなく、中学生の頃からずっと思ってます」。

――ある程度テレビを観たら、お昼寝に入ります。

「やっぱり何時間もテレビを観てると目が疲れて眠くなってくるので、眠たいなって思ったらすぐ寝ちゃいますね」。

――なんというか、思ったままに行動をするタイプだったりします?

「あ、その通りです。計画を立てて行動することが嫌いだから、絶対に立てないですね。何も考えずにやりたいことだけをやれる1日っていうのに幸せを感じるんですよ。だから動物のように、本能の赴くままにひたすら動きます。本当に丸一日オフの日じゃないと、そういうことってなかなかできないじゃないですか。だからたまにはいいかなって」。

――この24時間時計だと完全に家から1歩も出ませんが、休みの日に外に出かけることはないんですか?

「ほとんどないですね。何か用事がない限り、家から出ないです。買い物も、お仕事の後とか何かのついでじゃないと行きません」。

――そこまで筋金入りなんですか。

「支度するのが面倒くさくて(笑)。髪の毛を整えてお化粧をして服装を考えて……っていう行動に移るまでも移ってからも遅いんですよ。珍しく今日は出かけようって思った日でも、支度するのがどんどん遅くなって、気づいたら暗くなってきたからもう出かけるのやめよう、ってなることもあるくらい」。

――相当な面倒くさがり屋ですね。

「そうなんですよ。家にいても、すぐそこにほしい物が置いてあるけど、手が届かないから取らなくていいやとか、そんなことばっかりです(笑)。本当にズボラ。昔はすごくしっかりしてて、ちゃんと生活してたんですけどね……」。

――まるで今はちゃんとしてない人みたいですが(笑)。

「多分、友だちの影響なんですよね。まわりにそういう生活をしている人がいると『いいなぁ』って思っちゃうんです」。

――隣の芝生が青く見えるわけですね。

「本当に、影響を受けやすい性格で。『だらけた生活もいいな、自分もやってみよう』って思ったら、もうその生活になっちゃうっていう。アイデンティティーがないんです」。

――個性が埋没していると(笑)。でも逆に、この先きっちりした生活を送っている人に出会ったら、その人の影響を受ける可能性もあるってことですか?

「いや、堕落するほうにはどれだけでもいけるけど、そこから浮上することはない気がします(笑)。ダメ人間なので……」。

――しっかりしてそうに見えるんですけどね。

「よく言われます。でもまぁ、休みの日くらいはそういう生活でいいんじゃないかなって」。

――お昼寝から目覚めた後のベッドでのゴロゴロは何をしているんですか?

「もう本当にただゴロゴロしてるだけです。スマホのYouTubeで動画を観ながら(笑)」。

――笑いへの意欲が絶えませんね。

「なんか、そういうおもしろいものを観てるときって、何も考えなくていいじゃないですか。そうやって何も考えずに、ただおもしろかったら笑っていられるだけでいい時間が好きなんです。それで、気づいたらけっこう時間が経ってる、みたいな」。

――動画を観て、参考にしたりはしないんですか?

「しないです。おもしろく話せる人になりたいとは思うけど、ネタとかを考えておもしろいことをしたいわけではないので(笑)」。

――では、上田さんみたいに話せるようになりたい?

「すごいと思うしおもしろいとは思うけど、絶対になれないです! それに、どっちかというと私にはボケるほうが合ってるので、スタイル的には(相方の)有田さんに憧れます(笑)」。
 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

佐々木久美(ささき・くみ)
ニックネーム:くみ

生年月日:1996年1月22日(20歳)
出身地:千葉県
血液型:O型
 
 

けやき坂46(ひらがなけやき)

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乃木坂46につづく“坂道シリーズ”第二弾として結成されたグループ欅坂46のグループ。ひらがなけやきのオリジナル曲「誰よりも高く跳べ!」が収録された3rdシングル「二人セゾン」が絶賛発売中。それにともなう握手会も開催。冠番組「欅って、書けない?」(テレビ東京)が毎週日曜日24:35~放送中。毎週月曜日25:29~「KEYABINGO!2」(日本テレビ)が放送中。ニッポン放送にて初のラジオレギュラー番組「欅坂46 こちら有楽町星空放送局」(毎週金曜日24:20~)がオンエアー中。
 
詳しい情報は欅坂46公式サイト
 
 

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